コロナ後遺症と闘病のヒント

コロナ闘病生活しています。Long Covid-19に関する情報はまだまだ少ないので共有していきたいです(*´▽`*)

コロナ後遺症にパルスオキシメータ

コロナ後遺症との闘いで必要な道具

パルスオキシメータ

コロナ後遺症との闘いで、私はこの道具を手放すことができません。

 

私は2月に感染して後遺症と闘っていましたが、6月ごろまで、パルスオキシメータを持っていませんでした。ですので、ドキドキする。呼吸がしにくい。などなど呼吸に関する感覚的な不安が多く、いつ救急車を呼ぶか・・・常に悩んでいたように思います。

パルスオキシメータを購入して、数値で測ることができるようになり、その辺りの不安は消えました。自分の状態を知り、予測することで、先手先手の行動がとれるようになりました。しかし、便利な道具の反面、デメリットもいくつかあります。

今回はパルスオキシメータのメリットとデメリットについてお話したいと思います。

 

パルスオキシメータについて

指先に光を透過させて、心拍数や血液中の酸素飽和度(SpO2)を測定する器械です。

簡単に測定でき、循環器の健康状態を大まかに把握することができるので、非常に便利です。登山の高山病対策や、在宅医療などでも使われています。

 

パルスオキシメータの使い方

①パルスオキシメータは、こんなものです(*´▽`*)b

 上にスタートのスイッチが付いてます。

 心拍数PRbpm💛 と 血中酸素飽和度SpO2 が表示されます。

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前からみたらこんな感じ

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横から見たらこんな感じ

②指に挟んでスタートボタンを押すだけです。

 ただし、表示される数字の向きですが、指を折らないと読みにくいです。

 この指折りパターンは意外と不便です。

 メーカさんで表示の向きはいろいろ出ています。個人的には横向きの方が読みやす

 そうだと思うのですが、この機種しか持ってないのでなんとも言えません。

 

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指折り表示のパルスオキシメータ

 ③数値を読み取って、心拍数 PRbpm💛79 ,血中酸素飽和度SpO2 95

  となります。

  血中酸素飽和度はやはり少し低いですね。。。(;´∀`)💦

 

 

コロナ感染症での使用

通常の健康状態では血中の酸素飽和度SpO2が96〜99%が標準値とされていますが、肺炎になると90以下を示します。肺炎になると必ずというわけではありませんが、病院に行く一つの判断基準になりますので、この数値がでたらまず病院に行った方がいいでしょう。

もちろん、数値が出なくても体調悪いときは病院に行ってくださいね。

 

パルスオキシメータのメリット

①血中酸素飽和度を知ることができる

 例えば、呼吸が苦しい時に、血液中に酸素がどれくらい流れているか知ることができ 

 ます。コロナ後遺症との闘いで、呼吸が苦しく感じる時があります。

 実際に測定してみたら、意外なことに、十分に血液が流れていることもあります。

 原因は過呼吸だったり、心理的なストレスや疲労が原因だったりすることもありま

 す。ただ、数値をみると少し安心できますよね。

 あとは目を閉じて、吐く息に集中して、ゆっくり呼吸すると落ち着いたりします。

 逆に、血中酸素飽和度SpO2の値が低い時。この時は非常にあわてますね。

 私もこの記事を書いている、昨晩、血中酸素飽和度SpO2が92,93を示しました。

 1月になり、体調が改善してきていたので、かなり凹みました、(;''∀'')

 その後、経過観察すると、SpO2が97まであがったのですが、その夜は、しばらく

 注意しよう。というぐあいでした。そんなときは、無理な運動を控えたり、もしもの

 時の連絡先や入院するための準備をすることができます。

 幸い、本日も何もなく無事で過ごせてますが、コロナ後遺症との闘いはそういった

 日々の連続になります。

 

②心拍数を知ることができる。

 心拍数は非常に重要です。自律神経が興奮している目安にもなります。

 心拍数は年齢によっても変わりますが、普段の自分の心拍数を知ると体調管理する

 ことができます。ウイルスに感染すると、心拍数は一般に早くなるようです。

 ですので、少し注意したほうがいいかも。という、シグナルになります。

 サプリメント飲んだり身体を冷やさないようにしたり、工夫することができますね。

 私の場合、コロナ後遺症では、心拍数が、想像を超える値の連続を示すことがあり

 ます。正直、どうしようもないので、安静にして、心拍数が下がった事を確認するの

 に使っています。心拍数が戻ってきたら、休憩終わり・・・みたいな感じです。

 コロナ後遺症とはだんだんお付き合いになっていってる感じですね‥(* ´艸`)

 

③いつでもどこでも測定できる。そして、操作が簡単。

 コロナとの闘いは外出先で突然・・ってことが多いです。

 私も外出先で気分が悪くなることも多々あります。パルスオキシメータ取り出して、

 測定、そして、安心の確認。少し値が低いときは様子を見る。

 最悪の場合は救急車と考えています。

 

パルスオキシメータのデメリット

①パルスオキシメータにかじりついてしまう。

 最初のころの私はそうでした。SpO2の値が心配で心配で、1上がった、

 1下がった・・・その連続で精神的に病んでいきます・・・

 背景には肺炎の恐怖心があるのですが、仕方ないこととはいえ、数値が目の前に

 あるので、ついそれを見てしまうのですね。

 私の場合、後遺症との闘いの通常値はSpO2が94~95でした。

 今でもSpO2=94をわりと示します。

 一般に正常値は96以上だから、病院に・・・

 そう思うのですが、実際に病院に行っても何もできません・・・

 SpO2=90~96くらいはグレーゾーンで、何か異常があるのは確かですが、

 それ以上でもそれ以下でもありません。緊急ではないのですね。

 もちろん、異常の原因がわからない場合は調べてもらった方がいいです。

 私のように、コロナ後遺症と確定している場合は、それ以上、病院でも

 どうしようもないですよね。

 使い道的には、SpO2が90以下になったら助けを呼ぶ。

 こんな感じで使うしか仕方ないのかもしれません・・・

 今のところ私はそういう使い方です。

 ですので、稀に91、92、93になるのですが、様子見だけです。。。( ̄□ ̄|||)

 今のところ、たいていの場合は元に戻ってくれてますが・・・

 話が、長くなりましたが、ポイントとしては、

 「ざっくり使えるようになる」必要がある。という事です。

 使う人のメンタルも成長しないとデメリットになって、精神を病んでしまいます。

 とはいえ、難しいです。私は病んでる方かも・・・💦

 

②値が信用できないときがある?

 パルスオキシメータの値が信じられない、普段と違う値の時があります。

 気分が悪くて測定してみると・・・

 なんと、SpO2が70台や80台の数値を示すときがありました・・・

 その時、「ああ・・・終わった・・・私は・・・これから死ぬんだ・・・」

 と本気で思いました・・・( ;∀;)

 なかなか死なないので、おかしく思い、機械が壊れているのでは??

 測定方法が間違えた???電池切れ? ??・・・

 いろいろ塩らべ増したが、結果わかりませんでした・・・ 

 救急車を呼ぶべきか、機械の故障か悩みました。

 そういう時は家の中の他の人で試してみたら一番いいですね・・・

 私の場合は一人暮らしですので、もう一台買って比較するしか方法はありません

 ・・・2台目買おうか悩んでます💦

 結局、その時は、ある程度息しているので、救急車を呼びませんでした。

 症状として、明らかな呼吸困難でない場合、信用できない事も・・・

 要するに、緊急時に呼べないなら、意味がない機械ですよね。

 症状の出ない、コロナ特有のサイレント ハイポキシアの時には困りますね。

 一人暮らしの人は2台持ちが必要かもしれません。意外な盲点ですね・・・

 

③呼吸数を測れない。

 眠っているとき、 私が息苦しいと感じるとき、測定すると、SpO2が96心拍数💛60と

 比較的安定していることがありました。それでも、どうしても苦しいのです。

 うーん・・・

 何かがおかしい・・・

 測定機器には心拍数💛とSpO2しか表示されないのでそちらを注目しがちですが、

 実はどちらでもなく、呼吸数が早くなっていることがあります。

 コロナ後遺症の方は、自分の呼吸数にも注目してください。

  実際に私の場合は呼吸数が早くなっていることがあります。

 金魚のパクパク状態です。

 そんな時は、慌てないで、ゆっくりと息を吐いてください。そして、自然に肺の奥に  

 空気をいれてください。吸う事よりもしっかり吐くことに集中です。

 そうすれば、息は自然と深く吸ってくれます。

 浅い呼吸でパクパクしていたものが、深い呼吸でゆっくりになれば安心ですね。

 過呼吸と言って酸素の吸いすぎはよくありませんので、SpO2が99とかは吸いすぎ

 ですので注意してくださいね。

 コロナ後遺症との闘いで必ずやっておいた方がいい事

「普段の自分の呼吸のペースを知っておく事」

 しんどくなってからでは、それが早いのか?遅いのか?

 わかりませんよね・・・

 普段のしんどくない時、

 ①睡眠時の横になっているときの呼吸のペース

 ②椅子に座ってくつろいでいる時の呼吸のペース。

 それぞれ、目をつむってリズムのペースを覚えておいてくださいね。

 しんどくなったらそのペースに合わせてみたら、少し落ち着きますよ。

 

パルスオキシメータはいつ買ったらいいのか?

 

 実は私は3月にパルスオキシメータを知り、購入したかったのですが、ずっと、売り切れ状態で、全く入手できませんでした。

実際に手に入れたのは6月です。それまで、いろいろ探しましたが、あっという間に売り切れてしまいます。私の経験から、欲しい時に手元に無いのはリスクです。

 

①肺炎に備える。

コロナは感染して5日後に症状が出て、それから数日後に肺炎になるケースが多いみたいです。また、コロナの肺炎はサイレントハイポキシア、あるいはハッピーハイポキシアと呼ばれ、本人が気が付かない、苦しくないので、気が付かないみたいですね。

発熱したときから頻繁に測って観察する必要があります。その時までには手元に置いておきたいですね。

 

②通常の値を知っておく

パルスオキシメータの精度が高い、低いの問題もありますが、実は精度が低くても普段の値を知っていれば、そこからの変化は読み取ることができます。ある程度の品質のものを買えば、それほど精度にこだわらなくてもいいと私は考えています。

ただし、重要なのは、その機器で測定した時の、健康な時の値を知っておくことです。

私は感染後、購入したために、数値がいくらになれば、コロナ後遺症が完治できたのかわかりません。つまり、後遺症との闘いにおいて、GOALが無いのです。。。

このことは、精神的に大きな負担になります。

できれば健康なうちに買って、その値を測定しておく事をお勧めします。

 

 

パルスオキシメータの機種の選び方

値段の幅が非常に大きいです。非常に高価なものから安いものまでいろいろあります。

当然、測定精度が異なりますので、いいものがいいのですが、お値段もとんでもなく上がっていきます。一つの目安として、JIS規格やISO準拠などの商品を選ぶといいと思います。

携帯電話などに、データを送信して、一日の記録を残してくれるもの・・・

お値段の安いものではそういったものは残念ながらなかなかないみたいですね。

いくつかはそういう機能のあるものもありますが、よく調べてみると、記録は残してくれますが、時間が短いものとかが多いように思います。。

一番欲しい、睡眠時の10時間ほどの記録を残してくれる、いい商品があれば、私も買い換えたいなあ・・・なんて思っていますが、どこかにあればいいのですが・・・

安いものでも、手元に1台あればとりあえずはいいのかもしれません。

ただし、先ほど説明しました通り、一人暮らしの人は2台必要かもしれませんね💦

 私が使用しているメーカーのものだけ、経験して使えそうですので、

リンク張っておきますね。


 私が使用しているのはこれです。特に問題なしです。普通が一番かな・・・(〃艸〃)

 

同じdetectさんで、私の物よりランクが上の機種です(*´▽`*)b

 

 

以上、コロナ後遺症との闘いでのパルスオキシメータのお話でした。

いかがだったでしょうか?

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たまに気が向いたとき、読んでもらえたら、うれしいです。

同じ後遺症の方、焦らないで、一緒に頑張りましょう~(*´▽`*)9