イベルメクチンはcovid-19終息の希望薬
以前から注目していたイベルメクチンについてまとめました。
ここでは専門用語はなるべく使わないで書いていきたいです。
イベルメクチン(医薬品名 ストロメクトール)
イベルメクチンは2015年ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智氏が「放線菌」と呼ばれる新種の細菌から作り出した寄生虫感染症の治療薬です。この「放線菌」を見つける作業はものすごく大変な作業だったことも有名です。発展途上国で多くの人の命を救っています。また、家畜やペットの寄生虫除去薬としても用いられています。なくてはならないお薬ですね。
イベルメクチンのcovid-19に対する効果の発見
イベルメクチンのCONID-19に対する効果は2020年4月、オーストラリアのモナーシュ大学によって発表されました。それ以降、発展途上国で治験が進み、感染拡大で待ったなしで国民に配布している国もあります。
イベルメクチンのcovid-19に対する予防反応の仕組み
イベルメクチンはcovid-19に対して大きく3つの予防効果が判明しています。
1つ目の感染予防効果:
コロナウイルスが細胞核内に侵入する際にウイルスが利用するたんぱく質を阻害する
2つ目の感染予防効果:
コロナウイルスが感染した細胞内で自身を複製するのを阻害する
3つ目の予防効果:
コロナ感染時に免疫暴走を起こし、人は自分自身を攻撃してしまいます。そのため後遺症が長引くともいわれていますが、このサイトカインストームを抑制する働きも知られています。
※特徴として、レムデシビルやアビガンやクロロキンやフサンなど、コロナ感染を予防するお薬はいろいろありますが、その中で、コロナウイルスの感染予防反応を2つもつ効果的な薬はイベルメクチンだけです。さらにサイトカインストーム抑制というおまけまでついてます。
イベルメクチンの副作用について
効果的なお薬ですが、副作用があると危険ですよね。
副作用について調べました。
※このほか、最近知られているのは、アルツハイマーなど脳中枢に損傷のある人がイベルメクチンを飲むと重症化する可能性があるとも指摘されました。
持病があるかどうかは重要ですね。やはり医師の処方があった方が安心です。
実際に私の知り合いの介護士専門学校の教員の先生とお話しして、知りえたことですが、介護現場で疥癬の30人規模の集団感染があったそうです。その時にその先生も飲まれたそうです。若い職員はみな副作用はなかったそうですが、老人の半分以上は食欲不振や下痢があったそうです。ただし、それ以上ひどい副作用はなかったそうで、老人には地味に嫌な薬だったみたいですね。
※自己処方は事故処方になりかねません。
決しておすすめできませんが、私はわけがあってそうせざるえませんでした。
それについてはまた記事にしたいと思います。
個人的に副作用で注意するポイントを考えてみました。
肝機能障害
副作用の中で一番気を付けるべきポイントかと思います。
肝機能障害は命に関わりますから。
①ウンチの色を確認する。
②おしっこの濃さを確認する。
③黄疸の確認、眼の白目や指先などが黄色くなってないか確認する。
肝臓付近の胆嚢で出血があれば便が黒くなります。また、肝臓に障害があれば、便の色が薄くなります。その反面おしっこの色が濃くなり、黄疸ができることもあります。
その場合はすぐに医師に相談しないとだめですね。
皮膚症状
中毒性皮疹など薬に対して皮膚に出ることがあります。
異常が出た場合はすぐに医師に相談したほうがいいですね。
人に投与した実績
インドの医療従事者に予防のために服用。インドの都市では配布しているエリアも
ペルーやエジプトやブラジルの一部のエリアで配布したところ最大80%以上もコロナ感染者が減少しました。
イベルメクチンの日本での研究
日本では北里大学で治験が行われ、2021年3月には発表されると思います
イベルメクチンの飲み方
COVID-19におけるイベルメクチンの処方は様々な実験治験段階です。
感染予防の飲み方と感染者の飲み方も異なりますし、飲む人の体重によっても量が異なります。当然その他の持病などによっても異なりますので、医師と相談しての服用にしてください。
イベルメクチンの飲み方
・空腹時に水で飲むこと
脂溶性なので、油に溶けます。飲むときは空腹の状態で水と飲みましょう。胃の中に油物があると一緒に吸収されてしまいますので、肝臓の負担が大きくなり、さらに血中濃度も上がります。必要以上の負荷を身体にかけないようにしましょう。
・飲む量
飲む量は未だ治験中ですので、参考までにしておいてください。
感染リスクが高い医療従事者の場合(参考インド)体重60kgの場合
1錠12㎎を飲みます。72時間後にさらに12㎎飲んで1カ月はそのまま予防できるみたいです。1錠だと完全には予防できないみたいです。
普通の人の予防の場合1錠12㎎で1カ月ほどみたいですね。
ただ、世界の他の国の治験では6㎎を2回にしたり、少ない量でも調べたり、いろいろです。一番有効な飲み方がこれからわかってくると思います。
・他の薬と併用
イベルメクチン+イブラマイシン(ドキシサイクリン)の組み合わせが知られています。